2021年 02月 28日
軌陸車 JR保線作業用トラック
JR貨物・吹田機関区の敷地内に、「軌陸車」が止められているのを、先週、見ることが出来ました。
「軌陸車」(きりくしゃ)とは、線路の保線作業用車で、一般道路も走れて、レール上も走れる仕組みになっています。油圧などでレール上に鉄輪を降ろして走行出来るので、線路の保守、架線の点検などに使用されている、特種用途自動車です。
以前に見た3台 (12月24日のブログなど) とは、また別の車でした。
架線作業用トラックで、大きくて幅広いバケットが付いていて、リフトを伸ばして、人が乗って作業が出来るようになっています。
車体下部中央には、車体を持ち上げて回転させ、レールに乗せる、ジャッキのような装置も付けられています。
バケットなどの艤装は、東洋車輌(株) が行ったようで、トラックの車種は、「いすゞフォワード」でした。JRのものではなく、保守点検関係業者が乗ってきたものと思われますが、この車はレンタル車のようです。